ATP100位以内に日本人選手ゼロ
6月13日付けのATPシングルスランキングで錦織が104位となり、およそ11年半ぶりに男子シングルスの100位以内に1人も日本の男子選手がいない状態となってしまった。
大雑把ではあるが、ATPランキングの100位以内にいればグランドスラムの本戦ドローに入ることが出来る。逆に言えば、100位より下になればなるほど、大きな大会では予選からの戦いとなる可能性が増えてくるので、このまま誰も100位以内に入って来ることがなければ、グランドスラムなどの大きな大会で日本人男子選手が上位に進出することはより厳しいものになって来てしまう可能性が高いだろう。
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大器晩成
ATPランキング6位のK・アンダーソンがツアー開幕戦のプネーのタイトルを獲得した。
No.1シードがアンダーソンで、No.2シードは25位のチョン・ヒョンだった。チョン・ヒョンは昨シーズンの前半大活躍した韓国期待の22歳ではあるが、昨シーズンの後半は、足の怪我のために欠場が続くなど苦しい時期を過ごした。
そのチョン・ヒョンも含めて、シード選手8人のうち3人の選手は、まだATPツアーでの優勝経験が無い。シード選手の中で、ツアーでの1勝を上げているのが、フランスのペールとスペインのカルバレス・バエナの2人。ツアーで複数の優勝経験があるのは、アンダーソンの他、フランスのシモンとスペインのアンドゥハルの3人だけという状況である。
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待望のツアー優勝
日本の錦織がロシアのメドベージェフに勝利して、今シーズン開幕戦のブリスベンのタイトルを獲得した。
ついに勝った!
という印象だろう。
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安定感と爆発力
ドーハでのシーズン開幕戦を制したのは、スペインのバウティスタ・アグートだった。ランキング1位のジョコビッチを準決勝で破っての優勝だけに価値も大きいと言えるだろう。
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台頭する新世代
昨年から開催されるようになった若手選手の頂上決定戦「Next Gen ATPファイナルズ」だが、その効果が表れたのか、今年は昨年の「Next Gen ATPファイナルズ」に出場した若手選手の活躍が目立つシーズンとなった。
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ロシアの新鋭、ハチャノフの躍進
今シーズンの実質的な最終戦、パリ・マスターズを制したのは、ロシアの新鋭、カレン・ハチャノフだった。
まさか!
と言っては、ハチャノフに失礼なのだろうが、マスターズにはトップ選手がズラリと顔を揃える。
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アンダーソンが1ケタのランキングに到達
メンフィスに代わって開催されることになった新設のニューヨークオープンでは、南アフリカのケビン・アンダーソンが3年ぶりのタイトルを獲得した。
初戦から決勝までの4戦全てがフルセットでの勝利というギリギリの戦いだったが、この優勝でアンダーソンのランキングはキャリアハイとなる9位に上昇。31歳にして、ついに1ケタ台のランキングに到達した。
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今年のATPツアーからはトップ選手の離脱が相次いだ。
生涯グランドスラムを達成した昨年の全仏まで圧倒的な力を誇ったジョコビッチ。そのジョコビッチを上回り、ついにナンバー1に輝いたマレー。そして、昨年のUSオープンを制して生涯グランドスラム達成のチャンスを得たワウリンカ。
彼らは既に今年の残りシーズンの欠場を発表している。
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フェデラーの1万回目のサービスエース
現在開催されているウィンブルドンの1回戦でフェデラーが通算1万回目のサービスエースを決めた。
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