ゲルゲスがオークランド2連覇を達成(オークランド/ニュージーランド)

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オークランドでの成功≠全豪での成功

WTAツアー開幕戦となるオークランドを制したのは、ドイツのベテラン、ユリア・ゲルゲスだった。これで通算7勝目となるゲルゲスは、昨年のオークランドでも優勝しており、見事に2連覇を果たすことに成功した。

シーズン開幕戦を制した勢いでビッグタイトルである全豪に挑みたいところだが、このところオークランドの優勝者は、全豪での結果があまり振るわない。

■オークランド優勝者の全豪成績(2009年〜)
 オークランド優勝者その年の全豪成績
2019ゲルゲス
2018ゲルゲス1回戦
2017L・デービス1回戦
2016スティーブンス1回戦
2015ビーナス・ウィリアムズベスト8
2014イバノビッチベスト8
2013ラドワンスカベスト8
2012ジェン・ジーベスト16
2011G・アーン1回戦
2010ウィックマイヤーベスト16
2009デメンティエワベスト4

過去10年のオークランド優勝者の中で、その年の全豪オープンでベスト4以上の結果を残したのは、ちょうど10年前となる2009年のデメンティエワまで遡らなければならない。

その後、このオークランドでは、イバノビッチ、ビーナス・ウィリアムズ、スティーブンスなどのグランドスラムチャンピオンがタイトルを獲得しているが、同じ年の全豪ではイバノビッチとビーナスがベスト8、2016年にオークランドを制したスティーブンスは、その年の全豪は1回戦で敗退している。

ベスト8は決して悪い成績ではないが、ビーナスやイバノビッチレベルの選手にとっては、その大会で成功したと言うこともまた難しい成績ではあるだろう。

実際のところ、1986年の最初の開催以来、このオークランドを制して、その後の全豪オープンで優勝を果たした選手は、今のところゼロである。そして、準優勝者もいないのだ。

残念ながら現時点では、オークランドでの成功が2週後に始まる全豪オープンでの成功につながっていると言うことは難しい。今年優勝したゲルゲス自身も、このオークランドで初優勝した後の昨年の全豪では、2回戦で敗退している。

しかし、たとえ全豪オープンでの結果と無関係だったとしても、WTAのツアータイトルを獲得することが並大抵のことではないことは、もちろん変わらない。

ゲルゲスは昨年の優勝だけでなく、2016年にも準優勝をしており、このオークランドとは相性が良いのかもしれない。今年はシード選手と対戦することなく優勝を果たしており、少しドローに恵まれた感もある。しかし、ゲルゲス自身の調子が良いのは間違いないだろう。来たる全豪では、まずは1回戦を突破して、昨年の雪辱を晴らすこと、そしてそれに成功した後は、過去3回経験しているベスト16を超える成果が当面の目標となりそうだ。

新世代の台頭

準優勝は、予選から勝ち上がったカナダの18歳、ビアンカ・アンドリースクだった。

2回戦で第1シードのウォズニアッキを倒し、ベスト8でビーナス・ウィリアムズ、ベスト4でシェイ・スーウェイと、シード選手を次々と破って、WTAツアーレベルで初の決勝に進出した。若手の台頭が相次ぐカナダからまた1人、有望選手が結果を残すことに成功した。

また、このオークランドではアメリカの17歳、アマンダ・アニシモワもベスト8まで勝ち残った。

アメリカもまた女子に多くの有望選手を抱えている。混戦が続く女子ツアーの覇権争いに、北米出身の若手選手が加わって来るのも、そう遠いことではないかもしれない。

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