2019

カロリーナ・プリスコバがブリスベンを制して今シーズンを好スタート(ブリスベン/オーストラリア)

プリスコバの覚醒

WTAツアー、今シーズンの開幕戦で最もグレードの高い大会となるブリスベンを制したのは、チェコのカロリーナ・プリスコバだった。

ブリスベンの優勝でツアー通算12勝目となるプリスコバは、これで2013年から7年連続でタイトルを獲得したことになる。2016年から昨年までの3年は複数回の優勝を果たしており、今シーズンの活躍もこれだけでは終わらない可能性は高いだろう。

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K・アンダーソンが貫禄の優勝(プネー/インド)

大器晩成

ATPランキング6位のK・アンダーソンがツアー開幕戦のプネーのタイトルを獲得した。

No.1シードがアンダーソンで、No.2シードは25位のチョン・ヒョンだった。チョン・ヒョンは昨シーズンの前半大活躍した韓国期待の22歳ではあるが、昨シーズンの後半は、足の怪我のために欠場が続くなど苦しい時期を過ごした。

そのチョン・ヒョンも含めて、シード選手8人のうち3人の選手は、まだATPツアーでの優勝経験が無い。シード選手の中で、ツアーでの1勝を上げているのが、フランスのペールとスペインのカルバレス・バエナの2人。ツアーで複数の優勝経験があるのは、アンダーソンの他、フランスのシモンとスペインのアンドゥハルの3人だけという状況である。

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