→(「グランドスラム決勝での連敗(1):イボンヌ・グーラゴング」)
→(「グランドスラム決勝での連敗(2):アランチャ・サンチェス」)
→(「グランドスラム決勝での連敗(3):マルチナ・ヒンギス」)
史上最強ウィリアムズ姉妹
ビーナス・ウィリアムズのキャリアを、妹のセレナ・ウィリアムズと分けて語ることは不可能だろう。
グランドスラム決勝戦の舞台に先に登場したのは、1歳年上の姉であるビーナスだった。17歳で迎えた1997年全米オープン決勝戦での最初の挑戦は、同い年で当時絶好調のヒンギスに敗れて準優勝に終わる。
そして、妹のセレナが2年後の1999年の全米でヒンギスを破って先に初タイトルを獲得する。しかし、すぐにビーナスも妹の後に続いた。2000年のウィンブルドンでダベンポートを破ってグランドスラムの初優勝を飾ると、全米でも、同じくダベンポートを破り、すぐに2冠目を獲得する。